地震に関して地盤の気をつけるポイントは、揺れやすさと液状化です。
揺れやすさは建物や家具の倒壊、損傷に影響します。また、液状化は、地盤沈下による建物の傾きを生じさせ、地震後の居住継続を困難にします。
揺れやすいのは、泥や水を含んだ粘土、軟らかい砂から成る地盤です。
種類で言うと、埋立地、干拓地、旧河道(川跡)、谷底低地、三角州・海岸低地、砂州・砂礫州、砂丘、砂州・砂丘間低地です。
液状化のリスクが高いのは、地下水位の高い砂を多く含む地盤です。種類で言うと、埋立地、干拓地、旧河道(川跡)、自然堤防、後背湿地、三角州・海岸低地、砂州・砂丘間低地です。
揺れにくく、液状化のリスクが低い、地震に対して強い地盤は、山地、山麓地、丘陵、岩石台地、砂礫質台地、ローム台地、扇状地です。
情報元:
「即時震害予測システム(SATURN)の開発」(国土技術政策総合研究所)http://www.nilim.go.jp/lab/bcg/siryou/tnn/tnn0071pdf/ks0071.pdf
INSTITUTE FOR FIRE SAFETY & DISASTER PREPAREDNESS http://www.saigaichousa-db-isad.jp/drsdb_photo/photoSearch.do